「いかにマナマイアを取らずにデッキを組むか。」
 
MMD環境になりテンポが激しく要求される中、マナのジャンプアップに欠かせないマナマイアの価値は上昇の一途をたどり、3〜5手目は当たり前、下手をすれば初手で取られる事もしばしば。
その影響として(同じパックに入っている)中堅カード、点数にすれば7,5点〜8点のカードは下に流れやすくなっている。
 
と、言う事はだ。仮にマナマイアをピックする事無くそれらのカードをピックし、かつ速度負けしないデッキを構築することが出来るならば、それを一つの戦略として確立することは出来ないだろうか?
 
…というのがある日閃いたので、最近のドラフトではマナマイアを優先しないピックを試しています。
あくまで私の経験則ではありますが、以下にポイントをまとめたので何かの参考にすると
 
騙されます
 
まあ頭の片隅にでも入れておいて下さい。
 
・前提技術
・生物は軽く、スペルは強く
マナマイアがデッキに無い以上、生物のマナカーブは極限まで抑える必要があり、必然的に軽量テンポデッキになります。
現在、自分が多用するマナカーブは(マイア無)
1マナ 2枚
2マナ 5枚
3マナ 4枚
4マナ 3枚
5マナ〜 2枚
各±1枚程度で、概ね土地16枚で回ります。
基本的に序盤のマナは生物の展開に使用するので、スペル&装備は多少重くても構いません。普段は使いづらい《カルドラの剣/Sword of Kaldra》も気にせず使えます。
 
・2色、出来れば準単色
これはDSTの親和(基本地形)生物を出来るだけ軽く出したいからです。むしろこのアーキタイプを確立するための必要条件でもあります。
戦線維持には土地親和クリーチャーが必須なので最優先事項です。
 
・アーキタイプを絞る
同じカードでもアーキタイプが違えば当然必要度も変わります。
自分がどういうデッキを目指すのか明確になるようなピックを心がけるようにして下さい。
点数高いから、同じ色だから、といった理由のピックはNG。
 
まあこれらの技術はむしろMMD環境での一般技術ではありますが、より強く意識してピックを行う必要がある、と言う事です。
 
最後に
・他に取るもの無かったらマイアを取る
当然だよね?
 
  
続いて今まで私が実践した各デッキアーキタイプごとのポイントを挙げていきたいと思います。
まだやった事の無いものは書きません。
 
・白X装備
もともとMMM環境でもマイア不要説があったほどに戦略と噛み合います。
元から白系ドラフトが得意な人なら難なくこなせるのではないでしょうか。
特に特記事項無し。
 
・白Xテンポ&フライヤー
装備がろくなものが取れなかったり装備前提生物が居なかったらこっちに逃げるのもありです。むしろこれしかない。
ビームが取れないとかなりきついです。
タッパーを優先的に確保して、マナカーブの頂点が《ロクソドンの神秘家/Loxodon Mystic》になるように組めればかなり期待が持てます。目標合計3枚。
また、白緑で組めれば《急報/Raise the Alarm》+《残響する勇気/Echoing Courage》というミニコンボも仕込めてかなりGood。
 
・青X親和
投了。
マイア入れたほうが100万倍強いです。
 
・黒テンポ
黒のテンポデッキは電結&ニム系のシナジーとネズミ&コウモリパワーで勝つデッキになると思います。
ダークスティールのカードへの依存度が高いので、ソートが偏ると死亡します。注意。
ドレインのパワーを上げるために準単色を目指すのが必須。
 
・黒赤除去単
除去の枚数こそが重要なので生物の質はどうにでもなります。もちろん高いに越したことは無いですけど。
むしろ黒Xテンポの亜種くらいの感覚で○。
 
・赤緑
割ときついです。すぐマナ詰まります。
ただ緑は2→4マナ域のジャンプアップよりも3→5マナ域のジャンプアップの方が重要(by愁)なので、《ヴィリジアンの社交家/Viridian Joiner》を確保できるとかなり楽が出来ます。
3マナ域以上はどうとでもなるのでむしろ2マナ域の確保の方が重要です。《テル=ジラードに選ばれし者/Tel-Jilad Chosen》は点数ageです。
 
あれ?気づいたらマナマイア関係なしに各デッキアーキタイプ並べただけの文章になってるっぽいな。まあいいけど。
 
そのうちちゃんとまとめるかも。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索