ディメンション・ゼロ
2005年8月24日 TCG全般ブロッコリーから発売される新作カードゲーム「ディメンション・ゼロ〜King of Cardgame〜」の発表会が本日行われました。
この記者会見、本来プレス向けらしいのですがWebで応募すれば一般の人も見に行けると言う事なのでいち業界の草の根の下っ端の端くれとして見学しに行ってきました。
今回参加した理由としては、
・プレイヤーの立場から:ディメンション・ゼロが面白いかどうか
・主催者をやってる立場から:ディメンション・ゼロは草の根大会を開くに値するかどうか
非常ーに気になった訳で。そんなら自分の目で確かめてみようじゃないか、と。
以下、箇条書き風味で。
・幼稚園向けにはムシキングがあり、小学校向け:遊戯王、ポケモン、デュエルマスターズがあり、社会人・マニア層にはMTG、GW、アクエリ、リセがあるが、中高生向けの市場がぽっかり空いている。ディメンション・ゼロはこの空洞化している中高生がメインターゲットであり、かつ一般の人にも広く遊ばれるゲームを目指している
・ゲームは3×3のヘクスを場としたもの。WUBRGの5色。
カードの種類は3種類で「ユニット」「ストラテジー」「ベース」。
全てのカードは「インスタント速度」でプレイできるが、自分のターンのみ山札の一番上を使用出来る。
・グランプリを年3回(優勝100万、128位まで賞金)、日本選手権を年1回(優勝300万、32位まで賞金)。賞金総額2000万円。
予選は全都道府県で店舗で実施される。
賞金はブロッコリーと「プロ契約」を結んだ人にのみ払われる。18歳以下は保護者の同意が無ければプロ契約が結べず、プロ契約をしていない人(アマチュア)は賞金が得られない。
(この辺法律対策だと思われる。)
・プロモーションはイメージキャラクタに五味隆典さん、アシスタントに平野綾さん。…ごめんなさい、どっちも名前知りませんでした。
・質疑応答。後述。
以下個人的に気になった所。
・絵がDMに似てる。まあ同じ絵師を採用してるんだからある程度仕方ないとは思うが。
DMをやってた中高生を取り込むにはその方が都合が良いのかもしれないし、一般層を取り込みたいなら半裸のおねーちゃんとかが描いてあるよりはよっぽどいいんだけどね。
(ディメンション・ゼロは「萌え」ではなく「燃え」らしいし)
・陣地とか領域とかを用いたTCGが日本では結果を残していない事が心配。
まあ細かいルールも知らないのにこんな事を心配しても詮無いのだが。
個人的には3×3まで絞った事はすごい事であると思う。
・中高生ターゲットでプロ制度かつ多額の賞金ってのはあまり噛み合ってないかも知れない。その点を質疑応答で聞いていた人もいた。
http://tsuru.pekori.to/item/1466
個人的にはピラミッドを支えるのは底辺の広さだけど、ピラミッドが高くならないと底辺は広がらないと思っているので賞金制度自体は賛成なのだが、でもそれは中高生向けの(ry
ただ、底辺を広げるのは草の根でも可能だが、頂点を高くするのは販売元でしか出来ない事なので頂点を高く設定した事に関しては良いと思う。
・レギュレーションによるエキスパンション落ちについての質問が(アラジンさんからw)飛んでいたのだが、ブロッコリー側は所謂エラッタに関してはカード交換という対処をする予定らしい(アクエリと一緒)が、エキスパンション落ちに関しては現状未定、と言う事らしい。
私見を言えば、日本産のTCGでレギュレーションの規定によるエキスパンション落ちを行っているTCGは皆無であり、ノウハウが無い事からブロッコリー側も慎重になっているのではないか、と思われる。
ただ開発陣が中村さんであり調整チームが遊縁である事を考えるとあまり心配しなくても良さそうではある。あくまで希望的観測だけど。
・大規模なGPや日本選手権を行うという意気込みは評価できるのだが、ブロッコリーの大会運営はお世辞にも良いとは言えない。
本部にもノウハウが足りないだろうし、ジャッジの質も上げていかなければならないだろう。その辺の整備をどのように考えているか聞こうと思ったが、質疑応答の時間は終わってしまった。
特にGPの予選を各店舗で、というのは非常に危険。理由は言わずもがな。
・大会を店舗で行われる際にはブロッコリーからの手厚いサポートがあると思うが、一般に草の根で行われる大会についての企業のサポートについて一草の根主催者として質問したかったのだが、質疑応答の(ry
とまあ結構辛口で書いたのだけど、個人的には非常に「期待している」。
ブロッコリーはTCGに関して言えば国内でかなりやる気の有る会社であり、そのブロッコリーが「本気で売るんだ」という気迫が伝わってきた。
ともあれ実際の中身も知らないので現状書ける事はこのくらいかな。
内容が面白いならば俺はプレイするだろうし、草の根の大会も開くだろう。きっと。
この記者会見、本来プレス向けらしいのですがWebで応募すれば一般の人も見に行けると言う事なのでいち業界の草の根の下っ端の端くれとして見学しに行ってきました。
今回参加した理由としては、
・プレイヤーの立場から:ディメンション・ゼロが面白いかどうか
・主催者をやってる立場から:ディメンション・ゼロは草の根大会を開くに値するかどうか
非常ーに気になった訳で。そんなら自分の目で確かめてみようじゃないか、と。
以下、箇条書き風味で。
・幼稚園向けにはムシキングがあり、小学校向け:遊戯王、ポケモン、デュエルマスターズがあり、社会人・マニア層にはMTG、GW、アクエリ、リセがあるが、中高生向けの市場がぽっかり空いている。ディメンション・ゼロはこの空洞化している中高生がメインターゲットであり、かつ一般の人にも広く遊ばれるゲームを目指している
・ゲームは3×3のヘクスを場としたもの。WUBRGの5色。
カードの種類は3種類で「ユニット」「ストラテジー」「ベース」。
全てのカードは「インスタント速度」でプレイできるが、自分のターンのみ山札の一番上を使用出来る。
・グランプリを年3回(優勝100万、128位まで賞金)、日本選手権を年1回(優勝300万、32位まで賞金)。賞金総額2000万円。
予選は全都道府県で店舗で実施される。
賞金はブロッコリーと「プロ契約」を結んだ人にのみ払われる。18歳以下は保護者の同意が無ければプロ契約が結べず、プロ契約をしていない人(アマチュア)は賞金が得られない。
(この辺法律対策だと思われる。)
・プロモーションはイメージキャラクタに五味隆典さん、アシスタントに平野綾さん。…ごめんなさい、どっちも名前知りませんでした。
・質疑応答。後述。
以下個人的に気になった所。
・絵がDMに似てる。まあ同じ絵師を採用してるんだからある程度仕方ないとは思うが。
DMをやってた中高生を取り込むにはその方が都合が良いのかもしれないし、一般層を取り込みたいなら半裸のおねーちゃんとかが描いてあるよりはよっぽどいいんだけどね。
(ディメンション・ゼロは「萌え」ではなく「燃え」らしいし)
・陣地とか領域とかを用いたTCGが日本では結果を残していない事が心配。
まあ細かいルールも知らないのにこんな事を心配しても詮無いのだが。
個人的には3×3まで絞った事はすごい事であると思う。
・中高生ターゲットでプロ制度かつ多額の賞金ってのはあまり噛み合ってないかも知れない。その点を質疑応答で聞いていた人もいた。
http://tsuru.pekori.to/item/1466
個人的にはピラミッドを支えるのは底辺の広さだけど、ピラミッドが高くならないと底辺は広がらないと思っているので賞金制度自体は賛成なのだが、でもそれは中高生向けの(ry
ただ、底辺を広げるのは草の根でも可能だが、頂点を高くするのは販売元でしか出来ない事なので頂点を高く設定した事に関しては良いと思う。
・レギュレーションによるエキスパンション落ちについての質問が(アラジンさんからw)飛んでいたのだが、ブロッコリー側は所謂エラッタに関してはカード交換という対処をする予定らしい(アクエリと一緒)が、エキスパンション落ちに関しては現状未定、と言う事らしい。
私見を言えば、日本産のTCGでレギュレーションの規定によるエキスパンション落ちを行っているTCGは皆無であり、ノウハウが無い事からブロッコリー側も慎重になっているのではないか、と思われる。
ただ開発陣が中村さんであり調整チームが遊縁である事を考えるとあまり心配しなくても良さそうではある。あくまで希望的観測だけど。
・大規模なGPや日本選手権を行うという意気込みは評価できるのだが、ブロッコリーの大会運営はお世辞にも良いとは言えない。
本部にもノウハウが足りないだろうし、ジャッジの質も上げていかなければならないだろう。その辺の整備をどのように考えているか聞こうと思ったが、質疑応答の時間は終わってしまった。
特にGPの予選を各店舗で、というのは非常に危険。理由は言わずもがな。
・大会を店舗で行われる際にはブロッコリーからの手厚いサポートがあると思うが、一般に草の根で行われる大会についての企業のサポートについて一草の根主催者として質問したかったのだが、質疑応答の(ry
とまあ結構辛口で書いたのだけど、個人的には非常に「期待している」。
ブロッコリーはTCGに関して言えば国内でかなりやる気の有る会社であり、そのブロッコリーが「本気で売るんだ」という気迫が伝わってきた。
ともあれ実際の中身も知らないので現状書ける事はこのくらいかな。
内容が面白いならば俺はプレイするだろうし、草の根の大会も開くだろう。きっと。
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